【オランダ】海外移住ログ

オランダでの生活関連のブログ

【海外子供の学校選び】日本人学校,ENGLISH SCHOOL,現地校選び方

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お子様がいらっしゃるご家庭で海外生活が決まったら

学校選びが重要です

本日は、日本人学校,現地校(多言語)どの学校が良いのかを記事にしました。

数年で帰国するなら、日本人学校へ

お子さまが幼稚園、小学校で滞在期間が5年未満の場合は

日本人学校へ通わせることをおすすめします。

 

特に小さい年齢だと、日本語を覚える事が非常に重要な時期です。

この時期に現地の言語(英語含む)を覚えさせても

帰国後、学んだ言語を日常で使う機会が無いため

大人になっても覚えてないという結果になります。

 

さらに自宅や補習校で母国語を学んでも、

幼児期に母国語をインプットする量が少なくなると

同年代の子供と比較すると、ボキャブラリーが半分以下になってしまいます

 

なので、帰国後も同じ言語の学校に通わず日本の学校に戻るのであれば

現地でもしっかり日本語を学んだ方が良いでしょう。

 

私の周りで、補習校を途中でやめた子供たちは

両親が日本語を話すので、話すことはできますが

読み書きができないという子が多いです。

我が家の場合は、補習校に通い自宅では日本語だけで生活していますが

同年代の日本人の子供と比較すると日本語のボキャブラリーが半分程度です

 

現地に長くいるのであれば、現地校も良い

日本人学校は、駐在のお子様がおおく

一定の周期で、人が入れ替わります

せっかく仲良くなれた同級生が、3年以内でほぼ入れ替わってしまいますが

現地校にいると、友達が引っ越さない限り一緒に育ちますので

長い友達関係が続きます。

 

ただ、子供が将来少しでも日本の学校へ行く可能性がある

もしくは、就職する可能性がある場合は補習校でしっかり

日本語の勉強は最低限学んでおく方が良いです。

 

我が家の場合は、現地校に通っているため

現地語で勉強し、遊んでいます

逆に、現地語に困ったら子供が訳してくれるくらいになりました。

 

私の場合は、現地法人のため帰国の予定がないので

長くいるなら、現地の学校に通わせるという決断をしましたが

やはり、補習校で日本語を学び

自宅では母国語だけで生活しています。

 

どうしても、ローカル校(英語含む)で学ばせたい場合

教育方針上で、英語教育など現地で学ばせたいという

親御さんも多いようです。

しかし、やはりお子さんが小さいほど

頭の中に多言語を入れてしまうと、両言語中途半端になる可能性が高い

 

せめて、母国語の教育は家庭でも行い

補習校でもしっかり学び、日本で学んでいる子供たちと

同じ程度の語学力は必要だと思います。

 

以前日本人学校がない時代や、日本人学校がない地域でよく聞く話ですが

多言語生活が長く、日本語がおろそかになると

帰国後お子さんが、日本語の授業についていけない

言葉の問題で学校になじめないという

問題が多くあったようです。

 

せっかく、現地の学校に行かせるのであれば

自宅でのサポートは必須と言えます。

 

まとめ

・期間が決まっている滞在の場合は、日本人学校がおすすめ

・期間が長い、お子さんが大きい(既に平均の日本語力がある)現地に永住の場合は

現地校の方が良い場合もある。

・帰国の期間はあるものの、多言語の教育を受けさせる場合は、家で日本語の勉強に力を入れ、補習校は必須

 

以上6年間海外生活を行い、自分の子供や、周りのお子さんたちを見てきて

実際に感じたことでした。

皆様の学校選びの参考になりましたら、幸いです。