【オランダ】海外移住ログ

オランダでの生活関連のブログ

【サッカー】子供の試合を観戦する、保護者のモラルについて

f:id:inspanning:20180623003128j:plain

オランダサッカー協会KNVBが8歳から10歳以下カテゴリ2017/18年シーズンのレギュレーションを変更した際の内容で、保護者として興味の引かれる記載がありましたので

お子さんがサッカーをしている、両親向けに保護者のモラルについて

書いてみました。

 結果と順位の変更

8歳から10歳以下カテゴリでのリーグ戦の結果や順位の表示を無くしました。

 

理由としては、

リーグ戦の結果を重視し、順位や成績に拘るのは

トレーナー、指導者、両親にとっては重要な事かもしれないが

子供の楽しさを犠牲にして不必要な緊張と圧迫を招く可能性があるという事です。

この年齢時は子供たち自身は、順位や結果を求めるよりも

自分たちが楽しくサッカーをやることが重要だと判断したようです。

 

日本の保護者の特徴

 

試合中に親が子供に指示を出したり、叱責する

お父さんコーチを始める前は、私も経験がありますが

息子の試合を応援に行くと、試合中に息子が良くないプレイをすると

試合中に息子に、声をかけていました。

しかし、それは逆効果で息子は試合中の私の声に対し

反発したり、言い返してきたりして余計パフォーマンスが低下することもありました。

 

お父さんコーチを始めた際に、プロのコーチから教えていただいた事

練習は普段クラブのコーチと子供で行っており

試合に向けた練習や、試合中のコーチングも普段から

子供達と一緒に練習している、コーチの役割です

試合中に、指示を出すコーチと保護者のいう事に相違があれば

子供は混乱を招いてしまいます。

それくらい子供への両親の影響は大きいので

練習中、試合中のポジティブな応援は子供の為になりますが

ネガティブな声がけや指示は、子供のパフォーマンスとメンタルに悪影響があるという事です。

正に私自身も経験した通りです。

 

 

子供の試合中に喧嘩を始めた保護者

f:id:inspanning:20180623011201j:plain

一年に一度ヨーロッパの日本人クラブが集結し

トーナメントを行う大会があるのですが

私の息子が参加した際の出来事です。

お隣ドイツのチームとの試合の際に

 

ライン際にコーチがコーチングしているのですが

コーチと同じ位置に保護者が集まり、コーチよりも

ああだこうだと子供たちに声をかけてるなぁと、見ていると

 

その内の一人のお母さんが

自分の子供に罵声とも思える叱責をを浴びせてました

そしたら、プレイ中にそのお子さんが泣き出してしまったのです

その光景を見た、お父さんが今度はお母さんに罵声を浴びせて

犬も食わない、夫婦喧嘩が始まってしまいました、

子供の試合で子供以上に、熱くなる保護者の正に見本だなと思ったものです。

当然、泣いてしまっては子供は絶対に良いパフォーマンスも出せないですし

サッカーを嫌いになる可能性もあります。

 

オランダの保護者の特徴

オランダでは、保護者は試合中静かに観戦してます

子供たちが、点を決めたり良いプレイをしたら

歓声を上げますが、ネガティブな発言や指示は出さず

マナー良く見守ってます。

試合のコーチングはコーチに任せ

正に、サポーターとして子供をサポートしている

印象が強いです。

まとめ

如何でしたでしょうか。

子供の為のサッカーのはずが、大人の方が熱狂しすぎて

子供が楽しめない環境にならないように

保護者として、私も子供の良きサポートであろうと思いました。

 

やはり、子供がサッカーが大好きで、楽しんでいる事が

良い結果につながるのではないでしょうか。

是非お子さんがサッカーをやられている

親御さんもオランダサッカー協会の考え方を参考にしてみては如何でしょうか。