【オランダ】海外移住ログ

オランダでの生活関連のブログ

海外生活を考えている方必見、成功する人と失敗する人の違い

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海外に移住する人は主に以下のパターンです

・駐在員【企業から選ばれて来ているエリート】

・現地で起業する起業家【企業、個人事業主】

・現地採用者

・パートナーVISA【国際結婚】

・その他 留学やワーホリ

主にこちらで分類されると思います。

今回は、自分で海外へ移住を考えている方むけなので

駐在員やパートナーは対象から外れます、ではどの様な方が

海外へ移住が向いていて、どの様な方が向いてないのかを

まとめていきたいと思います。

 私が現地で見てきて思う、移住向きと思われる人について

海外移住する目的が明確な人

そもそも、なぜ海外で生活をしたいのでしょうか。

母国語であり、長年すんでいる日本では生活に不自由は感じないはずです

私も、一時帰国をした際は

混雑するを除いては、日本はインフラ、サービスなどなど

海外生活から見て、とても素晴らしい国だと思います。

 

それでも、今海外へ移住を考えているあなたは

何かとても重要な決意を持って、移住を検討しているはずです。

 

まず、ここが明確でなければ確実に移住は失敗します。

また、ここの理由がネガティブだったり

軽い理由だと、さらに失敗するリスクは高まります。

 

※ここでいう失敗とは、移住はできても不本意な生活になり

3年以内に帰国する、もしくはいろいろすり減らしながら不本意ながら

生活することになるということです。

 

なぜ、期待と希望を持って移住してきてこのようなことになるのか?

理由は簡単です、どの国に言ったとしてもその国での

問題は常に起こり、多くの困難が待ってます

どこかの国へ行けば、楽をして良い生活が待っているという

夢のような話はないからです。

 

どんなに困難がおきても、はじめに決意した

明確な移住の理由が、強いほど困難に打ち勝つことができ

自然と、問題解決能力が高まり順応していけるようになります。

移住の理由別に考える

私が移住向きと思える人は

・資本、資産がある人

十分な資本、資産がある場合は余裕をもって生活ができる、

またご自身の努力で資本を築く能力があるかたであれば

海外で新しいチャレンジをしても、成功する経験や努力問題解決能力が

既に付いているため、移住先でも資本を増やすことができるかもしれません。

 

また、日本よりも税金面で有利な国であれば

移住が既にコスト削減になり、収入が増えるというメリットがありますね

これが、よく日本のお金持ちが海外移住するパターンです。

 

経験が既にあるもしくは、収入に不安がない

既に移住先の国で、ビジネスをしたことがあり

その商売で生計を立てていく根拠を持っている方

 

現在収入が継続的に入り、日本を出ても生活に困らないという方

このような方も、すぐに成果を出すことができる

もしくは、余裕を持って生活をできるので

当面の生活で疲弊すると言うことはないと思われます。

また、現地でも成功する可能性も高いと思います。

 

直近で日本で何らかの成功を収め経験がある

自己評価ではなく、人事考課などで

会社から昇進するような、評価を得た経験がある

もしくは、社内でもトップセールスを継続的に記録したことがある

など、会社または他社からの評価や目に見える実績、成果を出したことがある

という場合も、現地で十分に成功する可能性が高いです。

 

燃えるような熱意がある

上のほうでは、お金が十分にあるということ

自分で稼ぐ能力が高いなどを書いてます

実際に移住しても、生活していく必要があり

起業するにしても、就職するにしても

すぐに十分な収入を得られる保障はありません

また、出費が日本よりも高い地域に行く場合はなおのこと

生活費がかかります。

私が多くの方たちを見て思うのは、結果移住したものの

十分な収入を得られず、本来の目的と違ったライフスタイルの中で

消耗していく姿を多く見てきました。

 

そんな生活をしていて、本当に移住して良かったと思えるのでしょうか。

しかし、はじめに明確な目標、信念があり移住を決意したというのであれば

どんな困難にも負けないはずですし

頑張っている人には、必ず救いの手が訪れるはずです。

移住に向かないと思える人の特徴

では、逆にどんな人が向かないのかというと

今まで書いてきたことの真逆の人たちです。

 

・明確な目的がない人

これ結構多いです、日本が嫌い、外国人が好き、英語が好き

このような感じで来ている方たちは、確実に移住先での困難に挫けて

結局、頼れる日本人コミュニティに入ってくるのですが

そもそも、日本の環境以外を好んでいるので、そこで上手くやっていけなくなります。

 

結局日本でも海外でも、問題が発生したときに

問題解決を十分にできない人たちに多いです

問題が自分以外にしか見つけられないので、環境を変えると

幸せになれると思ってしまうパターン。

それではどこに行っても同じ問題が形をかえて訪れてくるので

まずは、問題処理をできるように自分が変わったほうが

幸せになれませんかという話です。

 

・メディアの影響を受ける人

 これもまた、危険です

移住検討先へ旅行すら行った事がないのであれば、さらに危険度はまします。

メディアは情報を発信しますが、確実性があるかどうかは疑ってください。

私が生活しているオランダでも、一時期日本人は労働許可が要らないという時期に

メディアがこぞってオランダ移住という記事を取り上げ

それにつられて

・明確な理由熱意、資金を持たずとりあえず着ました的な日本人が

何人も帰国する、もしくは現地にのこっているものの

ほそぼそと、残ることが目的となってしまいいろいろすり減らして生活している人たちを

多く見てきました。

本当にそんなことをするために、移住する意味はありますか?

一度良く考えて、移住先について自分でいろいろ確かめて見ましょう。

それでも、移住の熱意があるのであればせめて現地に来て

現地で生活している人たちの声を複数聞いてみましょう

また、良いところばかり見ようとせず、その際はしっかり

苦労する面についても質問したら良いと思います。

物価もしかっかり確認してみましょう。

やることは多いはずなのに、とりあえず行ってみるよりも

自分の人生の貴重な時間を使うわけですから

できる限りしっかり、準備しましょう。

プチ海外移住のすすめ

私の場合は、これはできませんでしたが

日本の住居を引き払い、本格的に移住をする前に

おすすめしたいのが、プチ移住です。

先ずは、ワーホリが適用される場合は一年間

ワーホリで行ってみる

又は、留学してみる事をおすすめします。

3か月なり、半年なりの短い期間でも

実際に生活してみると、確実に旅行との違いは実感できますので

それでも、移住をしたいと思えるのであれば

本格的にVISA取得などを検討してみるのも良いと思います。

まとめ

私自身、海外生活を6年して

日本の島国の環境から飛び出して、海外で生活できている事を

貴重な経験だと思います、また子供たちが海外で生活しているのも

子供たちの人生において、貴重な経験となり

将来子供たちの役に立つと感じております。

 

せっかく、日本を出て海外へ移住してみようと考えている方に

私は大賛成です、

しかしながら、その反面多くの失敗例を目の当たりにしてきたので

その様な経験を皆さんはせずに、移住して良かったと思ってもらいたいなと

思います。

 

本当に、自分の中で燃えるような熱意や決意の元

移住を考えている方は、入念にリサーチし

十分な準備(資金だったり、現地の人脈だったり)をしてから

移住を始めたら良いかと思います。

 

実際に移住後は多くの問題や困難は避けられませんが(どこに住んでいても)

燃えるような、熱意目的がある方達は必ずその困難を克服して

現地でご活躍されております。

私の周りにの多くの先輩たちでも、明確な目的のもとに来ている方達は

皆さん、本当に現地に根付いてご活躍していますが

過去の話を聞くと、苦労もたくさんされております。

 

ぜひ、移住を決意されたら

移住して良かったと思える人生を歩んでいただきたいなと願いを込めて

書かせていただきました。